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インプラント治療の失敗リスクの具体例

インプラントは、今やとてもポピュラーな治療法だと言えます。
成功率も諸説ありますが、一般的に95〜99%程度といわれ、
きわめて失敗のリスクの少ない治療であると考えられます。
ただ、それにしても、失敗のリスクがないわけではありません。
どのような失敗例が考えられるのか…

●インプラントの脱落・固定の失敗

チタン製のインプラントを口腔内の骨に埋め込むわけですが、せっかく埋めたのにそこに固定することなく脱落することがあります。
原因としては、まず細菌による「感染」があります。
また、骨がやわらかい、あるいはもろい、ということで、直立固定がうまく行かないケースもあります。
それとは逆に、骨が硬すぎるために固定がうまくいかない場合もあります。

●顎の中の神経を傷つける、上あごを貫通する

歯槽骨に孔を穿き、そこにインプラントを埋めるわけですが、その時に、孔をあけすぎて下あごの骨の奥にある神経を傷つけるというリスクがあります。
そうなった場合、しびれとか下唇の麻痺などが生じることがあります。
また、上あごの場合、孔をあけすぎると、上顎洞の粘膜を貫通するような失敗につながることもあります。

●舌動脈や顔面動脈の損傷

これもインプラントの手術中に考えられる失敗リスクですが、動脈を傷つけると「出血が止まらない」という事故につながります。

インプラントの失敗リスクを避ける手段は?

この他にも、インプラントが埋め込まれた後の失敗のリスクとして、被せものの人口歯が欠ける、取れる、などのケースもあります。
ただ、純然たる「インプラントの失敗」ということでは、やはり術後にインプラントが脱落してしまうことを指します。

もともと、日本人の顎の骨やそんなに大きくないので、インプラントには向いているわけではありません。
さらに、その人の骨量が少ない、あるいは骨が柔らかい、あるいは硬すぎたりすると、インプラントの失敗の原因につながります。
その場合でも、手術の前に充分な準備をすれば問題ありませんが、
それは「手術前にどんな検査をするか」ということに直結します。

また、手術前にレントゲンだけでなく、歯科用CTスキャンによって事前に骨の立体的な実体を把握するなどで、多くの失敗リスクは避けることができます。
手術前にどのような検査をするか、どのようなカウンセリングをするか、といったことで、その病院の様子が判断できるでしょう。

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